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獣医のテンションがちょっとあがる猫の名前ベスト3

獣医のテンションがちょっとあがる猫の名前ベスト3

新しく猫を迎えた時、おもちゃやごはんを選ぶのと同じぐらい、いやそれ以上に私たちの頭を悩ませるのは、「名前決め」ではないでしょうか?

私の場合、うちの子との出会いは突然だったため(空から子猫がいきなり落ちてきた!)、前もって考えていた候補名など一つもなく、とても困りました…

悩みに悩んだ挙げ句、各国の“猫”という単語の中から1番ださかわいくて耳慣れない響きのものを選びましたが、今では私も本人もなかなか気に入っています!

さて、今日はたくさんの猫と触れ合う機会の多い動物病院スタッフが、来院時にちょっと盛り上がる名前ベスト3を私の独断と偏見で発表いたします!

動物病院スタッフが、来院時にちょっと盛り上がる名前ベスト3

  •  今まで聞いたことのない名前 

動物病院で勤務していると、昔からのオーソドックスな名前や、最近のトレンドの名前(例えば3文字のひらがなで表される食にまつわる単語など)をよく耳にします。

たまに「どこから発想を得たの?!」というような珍しい名前を見つけて、少しワクワクすることがあります。

もちろんオーソドックスやトレンドの名前もかわいいし、呼びやすく覚えやすいというメリットがありますが、たまに同じ名前の子の受診のタイミングがかぶる時があり、カルテや検査の検体などを確認する際に少し困惑することも…

呼びづらい名前はやはりちょっと困りますが、シンプルな名前に“ちょい足し”などでオンリーワンネームにするのもおすすめです!

  •  由来やストーリーが素敵な名前 

珍しい名前を見つけるのがおもしろいとお話ししたところですが、シンプルな名前の奥にある素敵なストーリーを聞いたり、その子の特徴にピッタリでまさしく体を表している名前を見つけたりすると嬉しくなります。

鳴き声や見た目、性格の特徴を表した名前の子は覚えやすく、入院時などにたくさんの子がいる中でも際立ってわかりやすいので助かります!

  •  多頭飼育で意味がつながる名前 

1匹目の子が受診した時は気づかないけれど、同居猫も数匹受診した際に、みんなの名前を見比べると、「あー!なるほど!」と、一つ一つの名前の謎が解ける瞬間は結構気持ちいいです。

あるグループのメンバーの名前や代表的な70年代シンガーの名前など、それぞれの名前が一つのカテゴリーに属しているパターンや、全員の名前を繋げると一つの言葉になるパターンなどに遭遇したことがあります。

兄弟猫を同時に迎え入れる際には、ぜひ検討してみてください!

いかがでしたでしょうか?

今回は、動物病院で勤務する私の個人的なランキングをご紹介しましたので、話半分に参考にしていただけると幸いです!

※ 番外編
ちなみに少し困る名前は、連れてこられた飼い主の方と性別が一致している人間風の名前です。

間違えて飼い主さんの名前にちゃん付けをして、呼び捨てにしてしまうことがよくあり、診察室にとても気まずい空気が流れます。

(とても端正な顔つきをしていた中型のミックスのわんちゃんのことを、「銀次ちゃん」と連呼していると、途中でそれは飼い主のおじいちゃんの名前だったことが判明したことがあります。)

人間風の名前をつけられる際は、獣医師が突然、自分の名前を呼び捨てにしてきても、笑って許していただけると助かります!